2013年02月26日


Windows8 でスタートメニュー。Windows7 で作業効率をアップする「Classic Shell」

このソフトの使い始めは、Vista 以降のスタートメニューが使いづらかったからですが、結局 Windows8 のスタートメニューの復活に大きく貢献してくれました。更新頻度は高いですし、日本語版もとこかの企業ががんばっているので、以下のリンク先を参照して下さい。

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もうすぐ Windows8 発売ですね。Windows で作業するなら必ず必要になる『Classic Shell』というフリーソフトをチェックして下さい

Welcome to Classic Shell


Windows7 のスタートメニューを XP のように変更し、エクスプローラの失われた機能を復活します。インストールしただけですぐ使えるようになりますが、プロなら知っておく事が結構たくさんあります。

レジストリの自動起動

HKEY_LOCAL_MACHINE に登録されるので、複数ユーザで運用しているPC の場合具合が悪いので、必要な時のみ実装するようにします。その為には、レジストリからは削除して下さい。

このスクリプトで、レジストリを開けます

自動実行




そして、プログラムメニューにインストールされているショートカットをデスクトップに持ってきて、プロパティからオプションを削除しておきます。このショートカットで必要な時に実装し、ユーザ単位で常に使うのであればユーザのスタートアップに入れます。

ユーザースタートアップを開くスクリプト





オプション設定の起動

オプションを設定するのに、先のショートカットを使うのですが、スタートメニューを右クリックすると、「設定」メニューが表示されます。



また、このメニューに限らず、オプションダイアログ以外の表示部分は日本語化されているので、インストールディレクトリの、StartMenuL10N.ini をメモ帳で開いて、ja-JP の部分を自由に変更できます。この中はいろいろな言語の Unicode で書かれているので必ずメモ帳で開いて更新して下さい。




エクスプローラの拡張を解除

これはあまり必要無いかもしれませんが、どうししても解除したい場合はこの拡張部分のみアンインストールする事ができます。但しこれは「たぶんこれでいいだろう」という経験のもとに行っているので不具合が無い事を保証できないので注意して下さい。

インストールディレクトリで、コマンドプロンプトを開いて以下を実行

regsvr32 -u ClassicExplorer32.dll
アンインストール用スクリプト

インストールし直す場合は、

regsvr32 ClassicExplorer32.dll
インストール用スクリプト

※ インストールディレクトリは、通常 C:\Program Files\Classic Shell


ログオフメニューの表示

デフォルトでは表示されないので、チェックして表示するようにします。確認ダイアログを表示せずにログオフ可能にする事もできますが、しないほうがいいでしょう。両方を確実にチェックして下さい。






エクスプローラにコマンドアイコンを追加



※ ALT キーでメニューバーを表示させて、メニューバーを右クリックして設定します

チェックすると、ツールバーにコマンドアイコンが追加されます。この一番右端がオプションダイアログの表示用アイコンなので、チェックしておきます。( メニューバーは常に表示された状態になります )


エクスプローラのスタイルを XP のようにする



ツリーの状態が XP のようになり、使いやすくなります。




アドレスバーのパンくずリストを使用不能にします





一つ上へ移動するボタンが復活するので、直観的な操作のしずらいbreadcrumbs を disable にする事もできます。


その他

XP のころは、左側のツリーのディレクトリでも ALT+Enter でプロパティが表示可能でした。その機能が復活しています。

Status bar を表示させると、フリースペースの表示が復活しています。

Windows7 では、左端の「整理」から「レイアウト」でメニュバーを常に表示可能にできます。




メニューバーの「表示」でステータスバーを表示可能に設定できます。



※ 一時的にメニューバーを表示させたい場合は、ALT キーで表示されます


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