現在使用している設定の確認
C:\Users\lightbox>powercfg.exe -l
既存の電源設定 (* アクティブ)
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電源設定の GUID: 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e (バランス) *
電源設定の GUID: 8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635c (高パフォーマンス)
電源設定の GUID: a1841308-3541-4fab-bc81-f71556f20b4a (省電力)
▼ powercfg.exe -q 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e で全ての一覧を出し、スリープに関する GUID を取得して表示する
スリープの電源設定の内容を表示
C:\Users\lightbox>powercfg.exe -q 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e 238c9fa8-0aad-41ed-83f4-97be242c8f20
電源設定の GUID: 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e (バランス)
サブグループの GUID: 238c9fa8-0aad-41ed-83f4-97be242c8f20 (スリープ)
電源設定の GUID: 29f6c1db-86da-48c5-9fdb-f2b67b1f44da (次の時間が経過後スリープする)
利用可能な設定の最小値: 0x00000000
利用可能な設定の最大値: 0xffffffff
利用可能な設定の増分: 0x00000001
利用可能な設定の単位: 秒
現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000708
現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000384
電源設定の GUID: 94ac6d29-73ce-41a6-809f-6363ba21b47e (ハイブリッド スリープを許可する)
利用可能な設定のインデックス: 000
利用可能な設定のフレンドリ名: オフ
利用可能な設定のインデックス: 001
利用可能な設定のフレンドリ名: オン
現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000000
現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000001
電源設定の GUID: 9d7815a6-7ee4-497e-8888-515a05f02364 (次の時間が経過後休止状態にする)
利用可能な設定の最小値: 0x00000000
利用可能な設定の最大値: 0xffffffff
利用可能な設定の増分: 0x00000001
利用可能な設定の単位: 秒
現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000000
現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000000
電源設定の GUID: bd3b718a-0680-4d9d-8ab2-e1d2b4ac806d (スリープ解除タイマーの許可)
利用可能な設定のインデックス: 000
利用可能な設定のフレンドリ名: 無効
利用可能な設定のインデックス: 001
利用可能な設定のフレンドリ名: 有効
現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000001
現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000001
元々、他の設定によりスリープを使用しないようになっていますが、設定値の変更は可能です。
▼ control.exe powercfg.cpl,,3 で表示されます
AC 電源設定の『次の時間が経過後スリープする』を 0 に設定する
( これはダイアログから設定するのと同じ結果になります )
C:\Users\lightbox>powercfg.exe -SETACVALUEINDEX 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e 238c9fa8-0aad-41ed-83f4-97be242c8f20 29f6c1db-86da-48c5-9fdb-f2b67b1f44da 0
電源設定の GUID: 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e (バランス)
サブグループの GUID: 238c9fa8-0aad-41ed-83f4-97be242c8f20 (スリープ)
電源設定の GUID: 29f6c1db-86da-48c5-9fdb-f2b67b1f44da (次の時間が経過後スリープする)
利用可能な設定の最小値: 0x00000000
利用可能な設定の最大値: 0xffffffff
利用可能な設定の増分: 0x00000001
利用可能な設定の単位: 秒
現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000000
現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000384
スリープには二つの状態があります
1) スタンバイ : メモリ上にデータを置いて停止
2) 休止 : HD上にデータを置いて停止( 電源を切る )
ファイル名を指定して実行から、gpedit.msc を実行し、グループポリシーエディタで『スタンバイ状態を許可する』を有効にすると、スリープの設定にスタンバイの設定が表示されます( 設定: なしというのは、powercfg.exe で 0 に設定した結果です )
ハイブリッドスリープを許可しないようにするには、グループポリシーエディタで『ハイブリッドスリープをオフにする』を有効にします。
つまり、『スタンバイ状態を許可する』を有効にして、『ハイブリッドスリープをオフにする』を有効にすると、完全な休止状態のみが可能になりますが、powercfg.exe の表示からも確認できるように、『次の時間が経過後休止状態にする』という機能は実行されないようになっています。
電源設定の GUID: 9d7815a6-7ee4-497e-8888-515a05f02364 (次の時間が経過後休止状態にする)
利用可能な設定の最小値: 0x00000000
利用可能な設定の最大値: 0xffffffff
利用可能な設定の増分: 0x00000001
利用可能な設定の単位: 秒
現在の AC 電源設定のインデックス: 0x00000000
現在の DC 電源設定のインデックス: 0x00000000
休止を設定するには、powercfg.exe -h on で休止可能にして control.exe powercfg.cpl,,3 で表示されるダイアログから時間設定を行います。 powercfg.exe -h off で設定ダイアログには表示されなくなります。
powercfg.exe -h on で休止可能にして、powercfg.exe -h -size 100 とすると、休止用のファイルを最大サイズで作成します( 50 以上が必要 )。また、このコマンドを実行するには、コマンドプロンプトを管理者権限で起動しておく必要があります。